北京
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5月12日の「国際看護師の日」を控え、北京市衛生健康委員会が11日、記者会見を行い、北京市の看護状況を紹介しました。
2022年末現在、北京市医療衛生当局に在籍する看護師の総数は14万3000人で、人口1千人当たりの看護師数は6万5300人に達しており、そのうち、短大卒以上の看護師が75%を占めています。2022年には高齢者、創傷(きず)やストーマ(人工肛門・人工膀胱)、失禁など16の分野で新たに1360人の専門看護師を育成し、計1万4293人に達しました。
北京市は高齢者の在宅医療看護サービスを推進しており、医療機関から退院した患者への看護サービスを病院からコミュニティ、家庭へと広げることを推奨しています。看護サービスは医療機関、コミュニティ、在宅及びすべての市民をカバーしています。
また、世界では現在、人口1千人当たりの登録看護師数は平均3.69人となっています。米州(北米と南米の総体からなる陸地)は1千人当たり8.34人、欧州は7.93人で、日本では17人に達しています。(hj、坂下)