中国茶文化PRイベントがベルギー・ブリュッセルで開幕

2023-05-08 13:27:11  CRI

 5月21日は、国連食糧農業機関(FAO)が定めた「国際お茶の日」です。この日を控えて5日、中国政府文化・観光部やベルギー駐在中国大使館、欧州連合(EU)駐在中国大使団が共催するイベントの「茶と天下・雅集」がベルギー・ブリュッセル中国文化センターで始まりました。

 同イベントはテーマ展、写真展、ビデオ資料と茶器の実物展示、芸術の実演、相互コミュニケーションで構成され、文明の交流と対話を推進し、包容力と相互参照を強化する意義があります。会場では中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)が制作した2023年国連中国語デー及びCMGの第3回海外映像祭の特別番組「シルクロードでの喫茶・茶を通じて友に:『ドイツの陸羽』が中国茶百劇に出会った時」が上映され、中国と世界文明の交流を推進する上で茶葉が果たす重要な役割を紹介します。なお陸羽(約733年~約804年)は、唐代の茶の知識の集大成である「茶経」などを著したことで「茶聖」と呼ばれる人物です。

 欧州委員会で政策プロジェクトを担当した経験のあるミシェル・ジェノベーズ氏は、「茶葉は間違いなく、欧州と中国の懸け橋として双方の協力を促進し、文化など多分野の共通点を見出すことを助けてくれる」と述べました。

 「茶と天下・雅集」の会期は6月9日までです。(Mou、鈴木)

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