メーデー連休、2日までの行楽状況は省外観光が23.6%、省内は76%超

2023-05-03 14:08:35  CRI

 ビッグデータによる統計で、4月29日から5月3日までのメーデー連休の4日目の5月2日までに、自分が住む省(直轄市、自治区)の外に出かけた観光客は観光客全体の23.6%を占め、省内で観光した人は76.1%、海外に出た観光客は0.3%だったことが分かりました。観光目的で海外に出た人は、連休前の1週間に比べて1日当たりで44.4%増加しました。

 香港・マカオから中国本土への観光客数は連休前の週に比べて1日当たりで18.4%以上増え、本土から香港・マカオへの観光客数は同63.5%以上増えました。

 北京市公園管理センターによると、5月2日の北京市立公園、国家植物園などの入園者は延べ67万6600人で、メーデー当日の1日の入園者よりも約6万人減少しました。3日の入園者数はさらに減る見通しです。5月2日に入園者が最も多かった北京市立公園は入園者13万7300人の頤和園で、天壇公園(12万6400人)、北京動物園(10万4200人)が続きました。これら3公園の高い人気は従来通りで、園内の人気エリアや代表的な観光スポットでは人の多さが特に目立ちました。

 また、浙江省杭州市の観光地では2日までの4日間で、観光客数が計274万7000人に達し、うち西湖だけで観光客数が延べ248万8000人に達しました。

 多くの観光地がある中国南西部の四川省では2日、世界遺産に指定されている九寨溝には延べ1万1734人、峨眉山には延べ4万2900人の観光客が訪れました。峨眉山では観光客数を制限するため、観光バスの運行本数が減らされました。このほか、四川省の青城山-都江堰観光地には延べ7万4243人、省都の成都の名所である寛窄巷子には延べ17万8000人が訪れました。(Mou、鈴木)

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