中国鄱陽湖の水位 今年初の「渇水水位線」超過

2023-04-24 11:57:48  CRI

 中国南部、江西省にある中国最大の淡水湖・鄱陽湖では、水源となる五つの川から流れ込む水量の増加に伴って水位が上昇し、湖面面積が拡大し続けています。

 今月23日午後4時時点で、鄱陽湖の代表的な観測所である星子水文観測所の水位は12.01メートルに上昇し、湖面面積が1450平方キロに拡大し、容積は29億2000万立方メートルに上りました。鄱陽湖の水位は、昨年8月6日から「渇水水位線」とされる12メートルを下回る状態が続いていましたが、今回は261日ぶりに「渇水水位線」を超えました。水位の上昇により、沿岸地域の生産用水や飲料水の不足が大きく緩和され、水路の通航能力も向上したということです。(鵬、野谷)

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