中国はPKOのカギ=外交部

2023-04-17 21:49:29  CRI

 4月16日は中国が国連平和維持活動(PKO)に初めてブルーヘルメット(PKOに従事する要員)を派遣してから31周年に当たります。これを受けて、中国外交部の汪文斌報道官は17日の定例記者会見で、「中国は国連安保理の常任理事国の中でPKOへの人員派遣が最も多く、第二の出資国として、PKOのカギとなっている」と述べました。

 汪報道官によりますと、31年前、国連の要請に応じ、国連カンボジア権力移行機構に工兵部隊を派遣したのが、中国がPKOに参加した初めての活動だったということです。この31年間で、中国は延べ5万人を派遣し、20以上の国と地域に赴き、約30件のPKOに参加しました。この活動では、前後して25人が貴重な命を捧げたということです。

 汪報道官は「国連憲章の趣旨と原則を守り、世界平和を促進し、人類運命共同体の構築を推進することは、中国がPKOに参加する初心と使命だ」と述べました。その上で、「中国は引き続き真の多国間主義を実践し、グローバル安全保障イニシアチブの実践を推進し、人類の平和的赤字を補い、グローバル安全ガバナンスの構築を推進するために知恵と力を貢献していく」と表明しました。(馬げつ、CK)

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