北京
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国連のドゥジャリク事務総長報道官は、現地時間13日、CGTNの記者による「最近になり、流出した米政府の機密文書事件で、米国が国連のグテーレス事務総長の通信を盗聴していたことが明らかになった」ことについての質問に対して、「各国は国連の通信の安全を尊重すべきだ」と述べました。
流出した機密文書にはグテーレス事務総長とアミーナ・モハメッド事務次長の率直な会話が記録されており、グテーレス事務総長が欧州委員会のフォン・デア・ライエン委員長が欧州により多くの武器を生産するよう呼びかけたことに不満を持ったことが示されています。
ドゥジャリク報道官は同件について明言を避けて、「国連は通信の安全性を改善するためにあらゆる努力をしている」と述べました。
ドゥジャリク報道官は「米国の行為は国際法違反で非難されるべきではないか」との質問に対して、国連には様々な合理的な通信ニーズがあると説明した上で、国連の通信の安全を尊重するよう国連加盟国に呼びかけました。(hj、鈴木)