国防部 中国脅威論を鼓吹した“アジア・太平洋版NATO”の構築に断固反対

2023-04-14 19:22:42  CRI

 国防部報道官の譚克非大校は14日の記者会見で、北大西洋条約機構(NATO)がいわゆる中国脅威論をあおり立ててアジア事務に介入し、“アジア・太平洋版NATO”を構築することに断固反対すると表明しました。 

 譚報道官は「近年、NATOは絶えず伝統的な防衛圏と分野を突破してアジア・太平洋地域の国と軍事安全の連携を求め、わざと食い違いやトラブルをあおり立てたり、陣営対抗を鼓吹したり、地域の緊迫情勢を企てたりして、地域と世界の平和と安定に現実的な試練と脅威をもたらした」と訴えました。その上で「中国は、『国が強くなれば必ず制覇する』という旧式思考を認めず、『平和発展の道を歩み続けること』を憲法に記入し、『世界平和を擁護、侵略拡張に反対』を国防法に記入し、人類運命共同体に寄与することを新時代における中国国防の世界的意義として確立した」と述べました。

 また、「アジア太平洋は発展の楽園であり、地政学的な争いを繰り返す碁盤にしてはいけない」と強調した上で、NATOに対して「冷戦思考を諦めて傲慢さと偏見を捨て、客観的に中国の成長と内外政策を見て、理性的な対中認識を樹立してほしい。アジア太平洋地域をじょう乱させるような危ない行為をやめ、欧州ならびに世界の平和と安定につながる有益なことを多くしてほしい」と呼びかけました。(Lin、CK)

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