中国標高一の出入国審査場が再開 パキスタン人観光客が入国

2023-04-10 15:07:04  CRI

 中国で標高の最も高い出入国審査場である新疆ウイグル自治区の「クンジュラブ(紅其拉甫)国境ゲート」がこのほど再開されました。再開後に初めて中国に入国したのは、パキスタン人観光客でした。

 7日には5人のパキスタン人観光客が入国手続きを終え、車で中国・パキスタン友誼道路を通って中国国内に入りました。一行はクンジュラブ出入国審査場が3年ぶりに迎えたパキスタン人観光客でした。

 中国とパキスタンの唯一の陸路通関地であるクンジュラブ出入国審査場は、両国政府の合意に基づき、4月3日に正式に再開されました。両国はまた、高い標高と氷雪を考慮して、クンジュラブ出入国審査場を毎年4月から11月まで開放し、12月から翌年3月までは閉鎖することで合意しています。

 出入国審査場が再開した後、中国・パキスタン両国の経済と貿易交流はますます活発になっています。同審査場はこの状況に対応するために、ワンストップ式の通関手続きを導入し、「一帯一路」専用通路を設置して、出入国車両の通関効率をいっそう高めています。(ZHL、鈴木)

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