新型コロナウイルス発生源 中国は科学的な姿勢で調査継続

2023-04-08 19:29:40  CRI

 国務院報道弁公室が主催した8日の記者会見で、国家疾病予防管理局副局長を務める中国疾病予防管理センターの沈洪兵主任と専門家は、新型コロナウイルス発生源に関する研究活動を紹介しました。

 沈洪兵主任は、新型コロナ発生源調査をめぐる中国の取り組みについて、「2019年末に新型コロナウイルス感染症が発見されてから3年以上経っているが、関連研究は今も継続されている」として、具体的な紹介を行いました。

 まず、新型コロナ発生後、中国は第73回世界保健大会の決議に応じ、世界保健機関(WHO)からの国際専門家グループを率先して中国に招き、新型コロナの発生源に関する2回の共同調査・研究を行い、武漢での第一段階の共同調査・研究を成功裏に完了しました。

 第二段階では、第一段階の共同調査・研究に投じた人的・物的・財政的資源を基礎に、さらなるリソースを統合して、疫学、動物、環境、実験室での検査など、全面的な科学調査研究を続けました。

 沈主任はさらに、「これらの研究成果と関連データは国内外の学術誌に公開されている」として、「今後もさらに交流、協力、情報共有を強化し、科学な姿勢で新型コロナウイルス発生源調査活動を進めることを望んでいる」と中国の姿勢を示しました。(朱、MN)

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