米国は台湾海峡情勢緊張の要素を作り出すべきではない=外交部

2023-03-23 17:51:18  CRI

 中国外交部の汪文斌報道官は23日の定例記者会見で、米国のブリンケン国務長官の台湾に関する消極的な発言について述べました。

 汪報道官は「台湾は中国の一部であり、台湾問題の解決は中国人自身のことであり、中国人が決めるべきである。われわれは最大の誠意をもって、最大の努力を尽くし、平和統一を勝ち取ることを堅持する。われわれは武力行使の放棄を約束せず、必要なあらゆる措置を取るという選択肢を保留するが、それはわれわれが対抗する外部勢力による干渉とごく少数の『台湾独立』分裂分子および彼らによる分裂活動に対してであり、決して台湾同胞に対してではない」と強調しました。

 また「現在、台湾海峡情勢の緊張の根源は、台湾当局が『米国に寄りかかり独立を図っている』ことと、米国側の一部の人々が『台湾をもって中国を抑制する』意向を持っていることだ。米国が本当に台湾海峡の平和統一を考えているならば、『一つの中国』の原則と中米間の3つの共同コミュニケの規定を厳守し、米国指導者が『台湾独立』を支持しないという約束を実行に移し、台湾問題に手を出すことをやめ、台湾海峡情勢緊張の新たな要素を作り出すことをやめるべきだ」と述べました。(馬げつ、CK)

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