中国、朝鮮半島問題における米国のダブルスタンダードを批判

2023-03-21 14:31:57  CRI

 国連安全保障理事会は現地時間20日、朝鮮半島情勢に関する臨時会合を開きました。中国代表は席上、朝鮮半島問題における米国の言行不一致と、ダブルスタンダードの姿勢を批判しました。

 中国の耿爽国連次席大使は、「安保理メンバー国は積極的なシグナルを発信して朝鮮側に対話の再開を促し、情勢緩和のための環境を作り出すべきだ」と指摘しました。

 また、「核不拡散の問題で、米国は朝鮮には制限を加える一方、オーストラリアには兵器級の核物質を譲渡するなど、明らかにダブルスタンダードを取っている。一部の国々は国際社会と地域諸国の声に耳を傾け、冷戦思考や集団政治を捨て、政治的駆け引きを止め、自国の核不拡散義務を着実に履行し、原子力潜水艦協力を実施する決定を撤回して、実際の行動を通じて朝鮮半島問題の政治的解決に正しい方向性を示すべきだ」と呼びかけました。(怡康、坂下)

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