過去10年の全人代と政協会議で習総書記が示した関心事

2023-03-03 15:54:47  CRI

 2013年からの10年間、毎年春先に開かれる全国人民代表大会(全人代)と全国政治協商会議(政協会議)で習近平総書記が代表団を訪ねた回数は計53回に上り、さまざまな分野の全人代代表や政協委員と差し向かいで交流を行ってきました。これは中国式民主の生き生きとした縮図であり、中国の最高指導者の「人民のために奉仕し、国のために尽力する」という気品を伝えています。

 2013年の両会議で、習総書記が中国共産党の最高指導者に当選後初めて代表団審議に参加した際、「皆さんの話はどれも単刀直入で、率直なものであり、皆さんの意見は素晴らしいと思う。多くの問題で、私に気づきを与えてくれた」と語りました。

 2015年に江西省代表団の審議に参加した際、習総書記は「好ましい政治のあり方の構築をいっそう推進し、清らかな政治を実現しなければならない」と強調しました。

 2016年の全人代の会期中、習総書記がチベット族代表を務める青海省黄南チベット族自治州人民病院産婦人科医の娘毛先氏に末端の医療施設での人々の衛生と健康に関する一連の問題を提起したことはとても印象的なシーンとなりました。

 この10年間、習総書記は全人代の代表や政協会議委員らと頻繁にやり取りを行ってきました。習総書記が最も関心を寄せたのは国民の生活と密接に関わる具体的な問題ばかりでした。

 2018年、習総書記は政協会議の合同審議に参加した際、「新たな形の政党制度」という概念を初めて打ち出し、新たな時代に中国共産党が指導する多くの党の協力と政治協商制度を堅持し、発展させ、改善するための方向性を指し示しました。

 習総書記は「すべての国家機関の職員は、どんなに高い地位にあっても、我々の共和国は中華人民共和国であるということを肝に銘じ、常に人民を心の中の最も高い位置に位置づけ、常に人民のために誠心誠意に奉仕し、常に人民の利益と幸福のために努力しなければならない」と強調しました。(ZHL、坂下)

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