中国、ネットユーザー数が10億人超

中国のネットユーザー数は10億人超

　中国インターネット情報センター（CNNIC）は2日、第51回「中国インターネット発展状況統計報告」を発表しました。同報告によりますと、2022年12月の時点で、中国のネットユーザー数は1年前より3549万人増えて10億6700万人となり、ネット普及率は75.6%に達しました。その内、都市部のネットユーザーは7億5900万人、農村部は3億800万人とのことです。

　中でも、ショート動画のユーザー数の増加が最もめざましく、初めて10億人を突破して、ユーザーの使用率は94.8%に達しました。ショート動画の利用者数は2018年から2022年の5年間で6億4800万人から10億1200万人に増え、テレワーカーの数は2021年12月より7078万人増えて5億4000万人に達し、ネットユーザー全体の50.6%を占めました。さらに、オンラインフィットネス利用者の数も3億8000万人に達し、ネットユーザー全体の35.6%を占めたとのことです。

　また、情報通信業では、5G基地局の総数が231万カ所に達してモバイル基地局全体の21.3%を占め、2021年12月より7ポイント上昇しました。インターネット医療の標準化水準が引き続き向上し、2022年には最もユーザー数が増えたアプリとなりました。インターネット医療のユーザー数は2021年12月より6466万人増えて3億6300万人に達し、ネットユーザー全体の34.0%を占めたとのことです。（雲、坂下）