北京
PM2.577
23/19
新型コロナウイルスの影響で中止になったり、規模を縮小して開催されていた世界各地のカーニバルが、今年から続々と再開されています。これにより、中国製パーティーグッズ市場に追い風が吹いています。
世界最大の日用雑貨卸売市場として知られる浙江省義烏市の工場では、2023年後半の米国や欧州諸国向けのパーティーグッズの生産が急ピッチで進められています。
市内の卸売市場に出店している経営者の話では、前年に比べて、海外からの受注量は約50%増えたとのことです。中には、昨年末に多くの新商品を開発し、豊富な品揃えを準備している経営者もおり、年明け早々から、卸売市場を訪れるバイヤーの姿も増えているそうです。
また、今年2月にブラジルのリオで開かれるカーニバルに備え、昨年末から南米からカツラや衣装の注文が増え続けています。
迅速な商品配送のため、ブラジルへの直行チャーター便を週8便運航している越境EC企業もあります。これにより、中国の工場からブラジルの主要355都市まで、わずか15日で商品を届けられるということです。(Yan、MN)