外交部 ロシアへの武器提供めぐりブリンケン米国務長官に反論

2023-02-20 19:36:20  CRI

 中国がロシアに武器や弾薬を提供することを検討しているとのブリンケン米国務長官の発言を受け、外交部の汪文斌報道官は20日の定例記者会見で、「戦場に武器を提供し続けているのは、中国ではなく米国だ」と一蹴しました。

 汪報道官は、「米国には、中国に指図する資格はない。米国が中ロ関係をとやかく言ったり、脅迫して圧力をかけたりすることを中国は受け入れない」と強調しました。

 そのうえで、「ウクライナ問題における中国の方針は、和平交渉の促進だ。平和のために対話を呼びかけているのはどの国なのか、対立を扇動しているのはどの国なのか、国際社会ははっきりと見極めている。米国が自国の行動をしっかりと反省し、情勢緩和のために和平交渉を促すよう働きかけ、責任を転嫁したり、虚偽の情報をばらまいたりするようなことをやめるよう中国は求めている。中国は引き続き断固として対話と平和を堅持し、情勢の緩和と沈静化を推進するために建設的な役割を果たしていきたい」と述べました。(ミン・イヒョウ、謙)

ラジオ番組
KANKAN特集