王毅委員、クールシ第77回国連総会議長と会談

　中国共産党中央政治局委員を務める王毅中央外事工作委員会弁公室主任は2日、北京で第77回国連総会のクールシ議長と会談しました。

　王毅委員は、「中国は各国と共に、国連を核心とする国際体制を断固として守り、国連憲章の趣旨と原則を基礎とする国際秩序を断固として守っていく。中国は引き続き国連を支持し、国連との協力をさらに強化し、グローバル発展イニシアチブとグローバル安全保障イニシアチブを実行に移し、国連の持続可能な開発のための2030アジェンダを推進し、水資源、気候変動、生物多様性などの世界的な課題に共同で対応することを望んでいる」と述べました。

　クールシ議長は、中国政府の国連への支持および多国間主義への支持に感謝し、中国が国家発展の新たな章を開くことに祝意を表しました。また、「国連は中国との協力を強化し、手を携えて新型コロナを克服し、開発資金、水資源、気候変動などの世界的な課題に共同で対応し、国連の持続可能な開発のための2030アジェンダの実現を推進したい」と語りました。

　また、双方は共に関心を持つ問題について意見を交換しました。（任春生、MN）