中国の未来都市・雄安新区 今年の投資額は2000億元超

2023-02-01 14:55:20  CRI

 春節の連休が明けた中国北方の河北省雄安新区では、都市建設を加速する大規模な重点プロジェクトの着工が次々に始まりました。

 今年の第1四半期に着工する重要プロジェクトは、主にスマートシティ開発、地下パイプライン、水利、公共施設などの分野が中心で、その投資規模は415億元(約7997億円)を超えています。

 雄安市改革発展局によると、雄安新区は2023年に年間投資額2000億元(約3兆8542億円)を超える270件のプロジェクトを立ち上げる計画です。

 雄安栄東区で現在建設中の最大規模の電力網プロジェクトは、張北県の風力発電と太陽光発電の電力を雄安市の各家庭に送るための重要プロジェクトです。これにより、近隣の数万世帯に信頼性の高いグリーンエネルギーを供給することが可能となります。すでに、1本目のクリーンエネルギー幹線道路となる張北-雄安1000kV送電線プロジェクトが完成しています。

 雄安新区は中国のスマートシティ計画として、2017年4月1日に発表された国家プロジェクトです。首都・北京の中心的役割を除く一部の機能を分散させ、北京・天津・河北地区の協調的開発の推進を主な目的としています。(hj、MN)

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