中国2022年の造船完成量、世界の総量の47.3%を占める

2023-01-26 15:15:49  CRI


 工業情報化部によりますと、中国造船業の2022年の完成量、新規受注量、手持ち受注量は、載貨重量トンベースでそれぞれ世界の総量の47.3%、55.2%、49.0%を占め、修正総トンベースでは43.5%、49.8%、42.8%を占め、各指標の国際市場シェアはいずれも世界一を維持しました。 

 2022年には中国の造船企業6社が、完成量、新規受注量、手持ち受注量でそれぞれ世界上位10社に入りました。 

 2022年にはいくつかのハイエンド船舶と海洋エンジニアリング装備が完成して引き渡されました。中国の国有造船企業の持続的な科学技術革新の強化による主な成果は、2隻目となる国産大型クルーズ船の建造開始、独自設計・建造したアジア一の深水ジャケットプラットフォーム「海基一号」の海上設置完了、世界初の10万トン級スマート漁業大型養殖工船「国信1号」の引き渡し、中国初・世界最大の2万4000TEU(20フィートコンテナ換算)超大型コンテナ船の引き渡し、中国初・世界最大の液化天然ガス(LNG)運搬充填(じゅうてん)船「海洋石油301」の引き渡しなどです。  

 大型LNG運搬船の分野でも積極的な進展がありました。中国の船舶企業は世界で大型LNG運搬船への需要が爆発的に増加した機会を捉え、自主革新を持続的に強化し、国際市場シェアを積極的に獲得しました。中国船舶工業業界協会によりますと、中国の船舶企業は2022年に大型LNG運搬船55隻を受注し、世界の受注総量に占める割合は30%を超え、過去最高を記録しました。(TONG、柳川)

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