2023年春節聯歓晩会、4回目のリハーサル完了

　中央広播電視総台（チャイナ・メディア・グループ／CMG)の2023年春節聯歓晩会（春節の夕べ、略称：春晩）の4回目のリハーサルが16日に行われました。芸術と技術、伝統とモダンが巧みに融合し、多くの初出の演目が独創的なアイデアを示しています。複数のシンガーソングライターや実力派俳優も初登場し、番組に新味と活気を注入します。

　今年の春晩では宋代と元代の南戯（当時中国南部ではやっていた演劇）の「生きた化石」と呼ばれる地方の演劇の一種、莆仙戯が初めて披露され、異彩を放ちました。また、1000年以上の歴史があり、国連教育科学文化機関（ユネスコ）の無形文化遺産リストに登録されている中国の伝統音楽「南音」が初めて使用され、中国の優れた伝統文化の魅力を示しています。

　今年の春晩には多くの「なじみのある新しい顔」が招待されました。北京冬季五輪の開閉会式で歌を披露した馬蘭花児童合唱団と大涼山喜徳県中壩村果果合唱団の子供らが澄みきった声で喜びと希望に満ちた歌を歌って番組のスタートを切ります。

　4回目のリハーサルが完了し、番組内の各演目はますます円熟し、それぞれ特色を見せています。スタッフは今後数日、番組の細部まで完璧さを確保するために全力を尽くし、全国の視聴者に喜びと自信をお届けします。（Mou、藤井）