中国人の海外旅行先選びの重要要素は「親しみやすさ」=外交部

2023-01-11 21:18:42  CRI

 最近、多くの国が中国人観光客を受け入れるための措置を打ち出しています。これに対し、中国外交部の汪文斌報道官は11日の定例記者会見で、「親しみやすさは中国人観光客が海外旅行先を選ぶ際の重要な要素の一つとなっている」と述べました。

 さらに汪報道官は、「中国は新型コロナウイルスの『乙類乙管』政策と国内外の人的往来に関する暫定措置を発表して以来、多くの国は中国人観光客を歓迎する意を表し、中国人観光客に対して入国制限措置をとらないことを明らかにした。タイでは副首相をはじめとする政府高官らが自ら空港で中国人観光客を出迎え、感染予防用品や花のブレスレットなどを配布した。モルディブ外務省は公式サイトやツイッターの公式アカウントを通じて声明を発表し、中国の出入国措置の調整に歓迎の意を示し、中国人観光客の早期訪問に期待を寄せた。カンボジア首相は今年200万人の中国人観光客の受け入れを希望している。また、インドネシアなどでは、中国語のできるスタッフを配置して対応にあたっており、バリ島などの観光地では、感染拡大で一時休業していた中華レストランも相次いで営業を再開しているほか、現地の旅行会社も中国の旧正月にあわせた観光土産を続々と売り出している」と紹介しました。

 また、「親しみやすさは中国人観光客におのずと温もりと喜びを感じさせ、海外旅行先を選ぶ際の重要な要素の一つとなる。中国側もこれらの国や地域を訪れる観光客のため、直行便数を増やすなど利便性を高めていく」としたうえで、「健康で安全な旅行のため、われわれは中国人観光客に渡航前の健康管理と体調観察をしっかりと行うよう注意喚起を行う」と述べました。(Lin・MI)

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