CZ-7Aロケット、実践23号衛星を打ち上げ

2023-01-09 11:55:05  CRI

 9日午前6時00分、中国の文昌宇宙発射場でCZ-7A打上げ用ロケットが打ち上げられ、実践23号衛星を予定の軌道に乗せることに成功しました。衛星は主に科学実験、技術検証などの分野で使用されます。これは中国の2023年最初の打ち上げミッションです。

 CZ-7Aロケットは中国の次世代中型打上げ用ロケットであり、長征7号打上げ用ロケットと長征3号甲シリーズ打上げ用ロケットの3段式をベースに、コンビネーション化設計によって構成された高軌道3段式液体バンドル型打上げ用ロケットで、静止トランスファ軌道への打上げ能力が7トンに達し、中国の打上げ用ロケットによる高軌道への打ち上げ能力の5.5トンから7トンの空白を埋めるものです。現在は直径4.2メートルと3.7メートルの2種類のペイロードフェアリングに対応が可能で、1回の打ち上げで一つまたは二つの衛星を発射する能力を備えています。今回のミッションを遂行したCZ-7Aロケットは直径4.2メートルのフェアリングの基本構造を採用しており、ロケットの全長は60.1メートルです。(Mou、坂下)

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