外交部 比大統領訪中は両国関係にとって「幸先の良いスタート」

2023-01-05 18:24:05  CRI

 フィリピンのマルコス大統領が中国への公式訪問を終えたのを受け、外交部の毛寧報道官は5日の定例記者会見で、「今回はマルコス大統領就任後の初の中国訪問であり、中国はマルコス大統領にとって、東南アジア諸国連合(ASEAN)を除いた初の外遊先でもある」と説明した上で、「(マルコス大統領は)2023年の年明けとともに、中国が迎えた初めての外国の指導者でもある。そうした点からも双方がこの訪問を重視していることがわかる。双方は、古くから育んできた友情を受け継ぎ、友好関係を強化すると同時に、実務的な協力を拡大し、戦略的相互信頼を高めなければならないとの意見で一致した」と述べました。

 さらに毛報道官は、「マルコス大統領の今回の訪問は、今年の中国・フィリピン関係にとって幸先の良いスタートとなり、新時代の両国関係の発展に重要で大きな利益をもたらすだろう。中国は、フィリピンと共に、両国元首の合意に基づき、千年来の友好のバトンを繋いで、互恵・ウィンウィン関係を拡大し、戦略的相互信頼を深め、両国関係が絶えず深まり、着実に前進し、安定的かつ長期的に発展していけるよう推進し、両国の発展に下支えを提供し、地域の平和と安定にポジティブなエネルギーを貢献していきたい」と述べました。(Yan・MI)

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