中国初の大型機「C919」が海口美蘭国際空港に到着

2023-01-03 13:58:01  CRI

 1月2日午前11時42分、MU7807便の着陸により、中国東方航空の世界初の国産大型旅客機「C919」が上海虹橋空港から海口美蘭国際空港に到着し、民間航空の最高の儀礼を表す「水門」をくぐり、海口での検証飛行作業を正式に開始しました。

民間航空の最高儀礼を表す「水門」をくぐるC919

 C919は2022年12月26日から9省・市、10の空港での100時間の検証飛行を開始し、北京、四川、西安など複数の拠点で行ってきました。今回の海口での検証飛行では虹橋-海口-虹橋間に往復20便近くが運航され、海口はC919の検証飛行が最も多く行われる都市の一つともなりました。検証飛行では航空便の全運航過程をシミュレートする必要があり、これにはディスパッチ、旅客の搭乗、機材の耐空性、乗務員の操作、地上支援サービスなどが含まれます。これらがすべて保証されて初めて、今後の商業運行で旅客に良好な搭乗体験を提供することができます。

 検証飛行の期間中、美蘭空港はオペレーション、旅客の搭乗、特殊車両のサポート、保守整備などの実際の航空便運航プロセスに基づいてサポートを提供し、さまざまなサポートの主要現場での実技学習を手配すると共に、C919の無作為の乗務員の指導の下で各種の支援設備、作業手順をテストし、運用上の問題点とリスクを収集して、空港の地上面の各専門システム、人員、支援設備の安全確保能力を効果的に検証しました。(非、坂下)

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