北京
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2021中華遺言書バンク白書によりますと、同バンクが受け付けた22万件を超える遺言書を分析した結果、遺言書を作成した人の平均年齢が過去9年間で77.43歳から68.59歳に徐々に下がってきたことが明らかになりました。
白書は2000年代に生まれた「00後」の遺言データを初めて公表しました。それによりますと、2020~2021年の遺言者のうち、「00後」は223人で、約1年で14.42%増加しました。「00後」の遺言書の中の財産は、銀行預金と暗号資産がメインだということです。
2021年末現在、1990年代に生まれた「90後」の遺言者数は1204人に達しました。前年に比べて80%増え、毎年着実に増加傾向を示しています。また、「90後」の遺言書が注目される主な原因には、財産タイプがより多様で豊富になり、71.64%が不動産に関連していることが挙げられます。
若者が遺言書を作成する理由はさまざまですが、統計によりますと、半数以上が「明日と意外なことのどちらが先に来るか分からない。何も伝えずに逝ってしまうのは残念だ」との考えを示しています。
白書のデータによりますと、2021年に遺言書を作成した人の70.7%が既婚者でした。中年と青年の遺言者の中で、未婚の人や再婚、離婚した人の割合は60歳以上の人よりかなり高くなっています。うち、再婚者の割合は5年間で小幅な上昇傾向を示し、8.24%から10.46%に上昇しました。離婚者の割合は年々上昇傾向が顕著で、7.53%から11.82%に上昇しました。
2021年末現在、中華遺言書バンクはすでに22万件余りの遺言書を登録保管し、そのうちすでに発効したものは合計4707件になっています。(閣、野谷)