北京
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第75回国連総会は2021年4月28日、今年3月10日を初の「国際女性裁判官デー」に指定しました。「国際女性裁判官デー」の設立趣旨は、各国の司法機関で女性が十分かつ平等に参加し、司法活動に従事することによって自らの価値を示すのを支持することです。
中国最高人民法院(最高裁)の統計では現在、中国全国で在職する裁判官12万人余りのうち、女性裁判官が4万5000人です。また、裁判所職員35万人余りのうち、女性は約4割の14万人余りとのことです。
最高人民法院の賀小栄副院長はこのほど、「新時代の女性裁判官の責任と行動」と題された座談会で、「中国の裁判所は、女性が司法活動に平等に参加することを支持する分野で良好な基礎を築いた」と紹介したほか、「女性裁判官は職責を遂行し、公正に司法を行っている。人々のために法律を公正に執行し、仕事に奉仕し、忠誠かつ清廉な女性裁判官は法に基づいて国を管理し、人民法院(裁判所)が質の高い仕事を全面的に発展させていく中で重要な貢献をしている」と述べました。(藍、鈴木)