＜全人代＞民族芸術の花を咲かせる美しきウイグル族監督

　新疆芸術劇場公演創作部の舞踊劇監督を務めるミクライ・イブラインさんは、全国人民代表大会の新疆代表団に所属するウイグル族の女性代表です。ミクライさんは多くの優れた新疆少数民族の舞踊作品を創作してきました。全人代の代表に選出された後、特殊職業である俳優の労働保護、末端文化施設の整備などの議案の可決を呼びかけ、文化事業の発展を推し進めてきました。

　ミクライさんは故郷の各民族の芸術文化を愛し、新疆の多くの地域に深く入り込み、各民族の人々の現実生活を反映した多くの作品を生み出しました。標高4、5千メートルのパミール高原で、現地で暮らす人々が山奥を離れて新しい家に移り住んで貧困から抜け出した姿を知り、タジク族の舞踊『太陽を追いかける娘』を創作しました。「歌と踊りを通じて、人々の幸せな生活を歌い出し、美しい娘の踊りの姿で幸せな生活を踊り出したい」とミクライさんは語ります。

　全人代の代表選出後は、ミクライさんは曲芸、舞踊、戯曲など、身体能力を消耗する特殊な職業の俳優たちに特別な退職政策を行って早期退職させることを呼びかけるとともに、農村の末端文化インフラを整備することも提案しました。ミクライさんは、「代表として、私が提出した意見や提案は、いつでもすぐに回答を得ることができる。人民のために声を上げれば、政府は支持してくれる」と示しました。（hj、星）