北京
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全人代では国務院総理による「政府活動報告」が注目されます。通例に従い、今年は李克強総理が第13期全国人民代表大会第5回会議で「政府活動報告」を行いました。今回は、「政府活動報告」の内容について、全人代代表たちの声を聞いてみました。
1995年生まれZ世代の徐萍さんは今年、四川省代表団最年少の代表です。徐さんは2008年の四川大地震の経験者で、国や民間組織の援助で大学まで進学し、今はメディア系の会社で働いています。全人代会議への参加が5年目となる徐さんは「総理の報告を聞いて、ここ数年、私は祖国と共に成長し、祖国は私の成長に寄り添ってきたし、私も祖国の繁栄と富強を見てきたと思う。これからも若い世代の代表として、一生懸命自分を磨いて成長し、自分の分野でより大きな役割を果たしていく」と語りました。
新疆ウイグル自治区代表団のアディリ・アブドレザックさんは「今回の政府活動報告は、医療、教育、住宅、生活保障など民生の面にわたっていて、非常に良い政策、具体的な対策が提起された。新疆などの地区もこの優遇政策に含まれている。今後、新疆のインフラ整備がより完備され、医療や教育などの面で、私たちの生活水準がますます高くなることを期待している」と示しました。
貴州省代表団の鄭伝玖さんは「報告の内容について、私が最も注目しているのは企業の減税・費用引き下げと中小企業の育成支援策だ。これらの政策によって、私たちの企業は輸出貿易において、より大きな競争力が得られ、第14次5カ年計画の間に、大きく強くなるでしょう」と述べました。
黒竜江省代表団の賈紅濤さんは「総理の報告を聞いて、農民と末端組織の代表として気持ちが奮い起こされ、未来の生活についても自信が沸いてきた」と語りました。(取材:趙雲莎)