北京
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3月8日は国際女性デーに当たります。開催中の全国人民代表大会(全人代)と全国政治協商会議に出席している女性代表と女性委員は女性の権益保障と女性の健康を守る提案を相次いで出しています。
今年の政府活動報告は、「婦女と児童を誘拐して売り飛ばす行為を厳しく取り締まり、その合法的な権益を断固として保護しなければならない」と打ち出しました。全国政治協商会議の委員で、中国中部に位置する重慶市の静昇弁護士事務所の創業パートナー、彭静氏は「心が奮い立った」と感想を述べました。
長年、婦女と児童の保健を担当している全国人民代表大会の豊暁敏代表は生育の問題に関心を寄せており、「今年の政府活動報告には3人目の子供の出産に関する政策が取り入れられた。これは出産意欲のある家庭にとってメリットで、優遇措置の実施を期待している」と述べました。
いかに女性の心と体の健康を保つかが大勢の代表と委員の注目を集めています。王玲代表は、女性の健康を脅かす2大悪性腫瘍の乳がんと子宮頸がんの定期的なスクリーニング検査のカバーを拡大し、医療保険に組み入れるよう提案しました。(殷、藤井)