北京
PM2.577
23/19
3月に入り、気温が暖かくなるにつれ、中国各地では農家が忙しくなってきました。
東部浙江省金華市の茶園では、新芽でつくる早春茶の茶摘みが始まりました。対象となる茶園の広さは10万ムー(約667ヘクタール)。早春茶は、新芽一枚ずつからなり、高価な茶として知られています。
一方、南の広東省汕頭(スワトウ)市の農家は稲作の準備を始めています。
早春茶の茶摘みが始まった浙江省金華市の茶園
スワトウ市の和平鎮には、広さ4000平方メートルの超大型ビニールハウスがあります。ここでは、主に優良品種の長粒米の稲の苗が育苗されているところです。以前手作業だった稲作は、今ではほぼ機械で賄っています。
また、北西部の甘粛省嘉峪関市では、サクランボの成長が要の時期となりました。農業技術者があぜ道に入り、成長具合を視察し、農民たちに技術指導を行っています。(Yan、CK)