北京
PM2.577
23/19
王毅国務委員兼外交部長は7日の記者会見で、中米関係についての質問に答え、「アメリカは中国に対し、ゼロサムゲーム式の『激しい競争』を全力で展開し、中国の核心的利益に関わる事柄において挑発を繰り返し、中国を抑圧するための『小さなサークル』を作ろうとしている。それは責任ある大国としてのしかるべき姿ではなく、信用のある国がやることでもない。中国は独立した主権国家として、自国の正当なる権益を断固として守るために必要な措置を取る権利を持っている」と述べました。
王外交部長はまた、「大国間の競争はこの時代のテーマではなく、ゼロサムゲームは正しい選択ではない。相互に依存するグローバルの時代に、中米という2つの大国がいかに正しく付き合い方を見出していくか、これは人類社会に今までなかった課題である。アメリカが実務的で理性的な対中政策の軌道に戻ったうえで、両国は課題であるこの方程式を共に解けなければならない」と述べました。
王外交部長はさらに、「中米は氷をとかす初心に戻り、身の回りを整えて再出発し、相互尊重・平和共存・協力ウィンウィンという『三原則』で競争・協力・対抗との『三分法』に代わり、中米関係を健全・安定・発展の正しい軌道に戻すよう推し進めるべきだ」と呼びかけました。(Lin、謙)