北京
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3月2日、北京天壇公園で行われた2022北京冬季パラリンピックの火種集約式
中国国務院報道弁公室は3日、「中国障がい者のスポーツ事業発展及び権利保障」と題する白書を発表し、記者会見を開きました。
白書は「中国は国際的な障がい者のスポーツ事務に全面的に参加するほか、他国および国際的な障がい者組織との交流と協力を絶えず強化し、障がい者を含む各国国民との友情増進につとめる」としていて、中国がこれまで開放的国際義務を積極的に履行してきたことが記されています。中国は2008年北京パラリンピック、2007年スペシャルオリンピックス夏季世界大会・上海、広州2010アジアパラ競技大会を成功裏に開催し、2022年は北京冬季パラリンピック大会や杭州2022アジアパラ競技大会の開催に全力を挙げています。また、こうした大会の開催によって、中国障がい者事業の発展を促進し、国際障がい者スポーツ事業の発展に貢献を果たしています。今年は第4回アジアパラ競技大会が杭州で開催される予定で、40以上の国と地区からおよそ3800名のパラアスリートたちが22競技、604種目の競技に参加します。白書はこの大会の開催がアジア人民の友情増進と協力強化の促進につながると強調しています。
2022アジア競技大会およびアジアパラリンピックのメイン会場である杭州オリンピックスポーツセンター
なお、北京冬季パラリンピックは2022年3月4日から13日まで開催されます。2月20日までに、48ヵ国と地区から647名のパラアスリートたちが大会参加登録を済ませています。(非、CK)