北京
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国務院報道弁公室は3日、「中国障がい者スポーツ事業の発展と権利保障」という白書を発表するとともに、記者会見を行い、白書に関する状況について紹介しました。
白書によりますと、4日に開幕する2022年北京冬季パラリンピックには、中国から96人の選手が全6競技の73種目に参加する予定だということです。
2022年3月1日、北京冬季パラリンピックに向けて訓練中の中国のアルペンスキー選手
白書ではまた、北京冬季パラリンピックの招致成功は、中国の冬季パラリンピック運動の発展に大きなチャンスをもたらしたと指摘しました。2015年から2021年にかけて、中国で実施された冬季パラリンピックの競技種目は2種目から6種目まで拡大し、全ての競技種目がカバーされました。また選手の人数は50人足らずから千人近くにまで増え、技術担当者は皆無の状況から100人余りにまで増えています。さらに、2018年からは毎年全国的に冬季パラリンピック実施種目の競技会が開催されたほか、2019年と2021年の全国の障がい者競技大会の競技として採用されています。(藍、坂下)