北京
PM2.577
23/19
世界有数のコンテナ取扱量を誇る寧波舟山港
中国国家統計局が28日に発表した「2021年国民経済と社会発展統計公報」によりますと、同年には国民経済の回復が継続し、国内総生産(GDP)は114兆4000億元(約2094兆円)に達しました。中国は世界第2位の経済体の地位を安定維持しました。
第一次産業による付加価値は前年比7.1%増でした。製造業は付加価値のGDPに占める割合が前年よりも1.1ポイント上昇の27.4%と好調で、主要工業製品は生産高世界第1位の座を維持しました。サービス業は回復しつつあるなどで、第三次産業の付加価値は前年比で8.2%増でした。
年間平均為替レートで換算すると、2021年における中国の総生産は17兆7000億ドルで、世界経済に占める割合は18%を上回りました。世界経済成長への貢献率は25%前後に達したとみられています。
貨物貿易額、外貨準備高はいずれも世界第1位で、サービス貿易、対外投資、消費市場規模も世界の上位を維持しました。中国は世界の経済貿易の回復促進、世界の産業チェーンとサプライチェーンの安定化に、かけがえのない重要な役割を果たしています。(朱、鈴木)