中国、「陸地探査1号01組」衛星を発射 地質災害を観測

2022-02-28 11:04  CRI

 中国は27日午前7時44分ごろ、「長征4号丙」ロケットを使い、L-SAR 01組B星を酒泉衛星発射センターから打ち上げました。衛星は予定の軌道に投入されました。陸地探査1号01組衛星の重要な構成部分として、B星は、先に打ち上げられたA星と軌道上でネットワークを構築し、主に地質学的な環境や地滑り、地震災害などに対するモニタリングに用いられます。

中国、「陸地探査1号01組」衛星を発射 地質災害を観測

△中国は27日、「長征4号丙」ロケットを使い、酒泉衛星発射センターからL-SAR 01組B星の打ち上げに成功。

 これらの衛星は軌道に投入された後、地表の動きを捉える世界初のLバンド干渉SAR(合成開口レーダー)となります。Lバンドの電波は波長が長く、透過性が良いという特徴があり、曇りや雨が多い地域の陸域観測に用いることができます。雲や霧を透過する性質があるので、天候に左右されることなく、地表の情報をよりよく獲得できるだけでなく、地表下の情報を得ることもできます。

 二つの衛星がネットワークを構築した後、A星とB星は追従と周回という二つの軌道上における飛行モードで利用されます。追従モードでは、二つの衛星はミリメートル級の高精度地表変動モニタリングを実現し、地震など大規模な地質災害に対する緊急調査を行い、地盤沈下や地滑り、地面陥没、地震による地表変動など災害の探査と予防にデータを提供し、複雑な地域における地質災害の潜在的なリスクを早期に識別する効果的な手段となります。また、周回モードでは、二つの衛星の近距離共同陸域観測によって、干渉SARによる高精度な地上高度測定が実現されます。森林や険しい山地など地質関係者が到達しにくい場所を観測することができます。これは林業分野に応用されることが多く、植生バイオマス推定などの業務にデータを提供し、世界の地理情報資源、および高精度地形データの更新をサポートします。(ZHL、浅野)

 

 

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