北京
PM2.577
23/19
中国生態環境部の23日の発表によりますと、昨年の都市部の微小粒子状物質(PM2.5)の平均濃度は1立方メートル当たり30マイクログラムで、前年に比べ9.1%下がりました。また、オゾンの平均濃度は0.7%減の1立方メートル当たり137マイクログラムとなりました。PM2.5とオゾンの濃度が共に低下するのは2年連続です。
中国でPM2.5とオゾンの濃度が2年連続で低下
また、地表水の水質検査で、河川などのモニタリング断面(計測点)の水質が優秀および良好だったものの割合は前年より1.5ポイント上昇して84.9%になり、年間の水質改善目標を達成しました。この他、鉄鋼を生産する複数の工場で、全過程における汚染物質の排出を超低水準に抑えるための改造が完了しました。その鉄鋼生産能力を合わせると1億4500万トンに上ります。都市部の固体廃棄物に関しては、排出を最小限に抑え、資源化利用を十分に行い、安全に処理するテスト事業が着々と進められているということです。(鵬、浅野)