北京
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中国の伝統的な祝日「元宵節」にあたる15日、国内外25社のメディアから38人のジャーナリストが北京市海淀区甘家口街道にある「新時代文明実践所」を訪れ、ここの住民サービスを体験し、元宵節の熱気を肌で感じました。コミュニティーの住民100人が参加しました。これは、北京メディアセンターの主催による「2022国内外メディアツアー〜ダブル・オリンピック・シティー(夏季・冬季両大会を開催する都市)・北京の素顔」シリーズイベントの一環です。
中国では具入りのもち米団子を食べたり、提灯やランタンを観賞したりするのは元宵節の伝統的な風習です。この日は、無形文化遺産の提灯手作りの体験コース、中国画を学ぶコーナー、アロマを楽しむコース、冬季オリンピックのマスコットの描き方を教える子供向けレッスン、元宵団子を無料で振る舞うコースなどが特別に用意されていました。
さらに、冬季オリンピックのスローガン「共に未来へ」をテーマに、コミュニティーの子供たちが想像力と創造力を存分に働かせた作品も展示されています。陶芸の作品、素晴らしい絵画など100点以上の作品は、冬季オリンピックを迎える子供たちの喜びと童心を生き生きと表しています。
「新時代文明実践所」は、甘家口コミュニティーは地域の住民、とりわけ高齢者のために学習や文芸活動の機会を無料で提供する文化施設です。ボランティアによるスマートフォンの使い方や、タクシーのオンライン予約の指導など、各種の活動や体験を通じて、高齢者たちの生活をより楽しいものに変えることを目指す場です。(取材・原稿:趙雲莎)