＜北京冬季五輪＞「素晴らしいお仕事、ありがとう」「まるで家族みたい」など、選手村の宿泊運営チームに200通以上の感謝状

　中国では旧暦の1月15日は伝統的な祝日、元宵節です。今年は2月15日がこの日に当たります。北京では元宵節前の大雪で気温がぐっと下がりましたが、冬季オリンピック選手村宿泊施設のスタッフは選手たちに心温まるサービスやちょっとしたサプライズを用意していました。

△タオルを畳んで作った「ビンドゥンドゥン」

　スタッフたちは仕事が終わった後のプライベートな時間を利用して、インターネットで動画を見ながら祝日の特色ある折り紙の提灯など手工芸品の作り方を学び、元宵節前に各代表団にプレゼントしました。また、各代表団のお国柄などの事情に合わせて、国や地域の文化的特色に富む折り紙、絵画などの作品を用意しました。マンション内の清掃係もそれぞれの特長を生かして、タオルを畳んで「ビンドゥンドゥン」を作るなど、既存のアイテムを利用してかわいい置物を作っています。

△選手からの感謝状

　こうした心温まるサービスは選手や関係者に感動を与えました。代表団は相次いで選手村の宿泊運営チームに感謝状を送っています。これまでに200通以上の手書きや印刷された感謝状が届きました。「素晴らしいお仕事、ありがとう」「プロのお仕事」「親切なもてなしに感謝しています」「まるで家族みたい」「旧正月に家族を離れ、私たちを助けてくれて、いろいろとありがとう」などと感謝の意を示しています。（ZHL、浅野）