北京
PM2.577
23/19
14日のウクライナのメディアの報道によりますと、ウクライナのプリスタイコ駐英大使が英国メディアのインタビューで、「情勢が緊迫した場合、ウクライナは北大西洋条約機構(NATO)への加盟放棄を検討する可能性がある」と述べたことに対して、ウクライナ外務省のニコレンコ報道官は同日、「それはメディアがプリスタイコ大使の発言の一部だけを切りとって報道したものだ」と指摘したということです。
ニコレンコ報道官は、また「ウクライナは常に脅威にさらされており、ウクライナの安全を保障する方法を見つけることが急務となっている。ただし、ウクライナ憲法に違反する決定を下すことはできない」と述べたうえで、「平和や国民の命を救うために、ウクライナは各国や各国際組織とあらゆる形式の対話を行う用意がある。ウクライナの憲法には、すでに将来的なNATO加盟について明記されている。しかし現時点で、ウクライナはNATOやその他の安全保障同盟に加盟しておらず、安全保障が現在の主要な問題となっている」と強調しました。(藍、鳴海)