北京
PM2.577
23/19
国家税務総局が7日に発表した増値税に関する領収書の統計によりますと、今年の春節連休期間中には全国で住民による消費が旺盛になり、特に北京冬季オリンピック関連する産業の売上増が目立ったとのことです。
春節期間中には、全国の実物消費が前年同期比で20.1%増加しました。中でも電子商取引の大手各社が「春節期間も営業続行」といったキャンペーンを実施したことでオンライン消費が急成長し、インターネット経由の小売額は前年同期比で37.7%増加しました。また、ロボット掃除機や乾燥機などの需要の激増によってスマートデバイスの消費が48.5%成長するなど、ハイエンド商品の消費が急成長しました。
生活関連の消費の面では、「今いる場所で春節を過ごそう」との呼びかけの影響で都市周辺の民宿利用が連休を過ごす新たな方式なり、民宿サービスの消費が前年同期比39.3%増でした。文化関連の消費も旺盛で、博物館の販売収入は前年同期比28.6%増、公演関連は同29.4%増でした。
今年の春節連休は北京冬季オリンピックの開幕期間だったため、各地でウインタースポーツが人気を集め、スポーツ用品の販売収入は前年同期比32.4%増で、スポーツ関連サービスでは販売収入が前年同期の2.4倍に達しました。特に北京冬季オリンピックの開催地である北京市や河北省では人々がスキーやスケートなどのスポーツに積極的に参加し、スポーツ用品の販売収入は前年同期の4.4倍、スポーツ関連サービスの販売収入は同5.4倍に達しました。(玉華、鈴木)