北京
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北京メディアセンターの主催で5日、「2022国内外メディアツアー〜夏冬ダブル五輪都市・北京の素顔」が催行されました。ツアーには国内外の記者63人が参加し、冬季オリンピック開催地の一つである延慶区を訪れました。記者たちは、熱く盛り上がる現地の雰囲気を体感し、中国の春節の風習や無形文化遺産を楽しみました。
石仏寺村の龍踊り
今回が訪れた八達嶺鎮石仏寺村は、延慶区に位置する水関長城のふもとにあります。63人の記者は、この村で冬季五輪の生中継を観戦し、地元に伝わる龍踊りを鑑賞し、民宿で餃子作りを体験しながら食事を楽しみ、八達嶺長城に登りました。
ヨルダン出身の記者ライアン・アスランさん
ヨルダン出身の記者ライアン・アスランさんは「ギョウザのあんが気にいった。私の故郷では、祝日に家族でパイを作る風習がある。焼餃子や新疆の焼きまんじゅうに似ている。餃子作りはとても楽しく、家族とパイを作っていた時間を思い出した」と笑顔で語りました。
さらに、記者たちは冬季五輪延慶競技エリアがある海陀山で、北京冬季五輪のアルペンスキー会場「雪飛燕」を見学しました。このコースは、山頂から真っ白な雪が降り注ぐ光景が遠くに羽ばたくツバメのように見えるため、「雪飛燕」と名付けられました。「雪飛燕」ではダウンヒル(滑降)、スーパー大回転、大回転、回転など全アルペンスキー競技11種目が行われます。
記者たちは「本物の長城のふもとで冬のオリンピックの観戦ができて、中国満喫だ」と語り、カメラのシャッター音と「いいね」の声を響かせていました。(取材:趙雲莎)
延慶民俗の汽船ショー
延慶民俗の竹馬パフォーマンス