中国の月探査機 月での作業は3年超

2022-01-17 13:46  CRI

 中国の月探査機「嫦娥4号」が15日、月の夜間スリープ(休眠)状態に入りました。「嫦娥4号」は、2019年1月3日に月の裏側に軟着陸してからこれまで月で3年以上過ごしました。また、月面ローバー「玉兎2号」は現在、月の裏側での作業は3年を超え、1000メートルを移動しました。これは3カ月という当初の予想寿命をはるかに超えています。

 期限を超えて働いている月探査機「嫦娥4号」と月面ローバー「玉兎2号」が良好な状態を維持できた原因について、同プロジェクト地上応用システム主任でデザイナーの付強氏は以下の三つを挙げて分析しました。

 一つ目は、設計当初から各部品の選択にあたり予想寿命をはるかに超える高度の信頼性を求めたことです。

 二つ目は、月面の温度は摂氏160度~氷点下180度と、昼夜の温度差が300度以上に達するため、昼と夜間の二つのスリープモードを設計し、「嫦娥4号」が月の温度により適応できるようにしたことです。

 三つ目は、月に空気はなく、多くの微小粒子が月面の宇宙機に影響を与えてしまうため、設計当初から「嫦娥4号」と「玉兎2号」が影響されないよう放射線を防ぐ機能を強化したことです。

 こうした対策のため、宇宙機の使用寿命が延長されただけでなく、データ収集の正確さにも大きなサポートを与えているということです。

 14日間の月の夜間休眠を経て、「嫦娥4号」は再び目を覚まし、月の裏側での探索を続けます。(閣、浅野)

中国の月探査機 月での作業は3年超

 月面ローバー「玉兎2号」

ラジオ番組
10月29日放送分
00:00:00/00:00:00
  • ハイウェイ北京<月曜日>の担当者 劉叡琳_fororder_周一刘睿琳130
  • ハイウェイ北京<火曜日>の担当者 王小燕&斉鵬_fororder_周二小燕齐鹏130
  • ハイウェイ北京<水曜日>の担当者 謝東&劉非_fororder_周三谢东刘非130
  • ハイウェイ北京<金曜日>の担当者 劉叡&孟群_fororder_周四刘睿孟群130
  • ハイウェイ北京<金曜日>の担当者 任春生_fororder_周五任春生130
  • ハイウェイ北京<週末篇>_fororder_北京直通车周末篇
特集ダイジェスト
最新コラム
新華社_fororder_12日中友好協会_fororder_11人民網日本語版_fororder_10人民中国_fororder_9中国網日本語版_fororder_8東方網日本語版_fororder_7JAPAN online_fororder_5
UTYテレビ山梨_fororder_4中華網日本語版_fororder_3東方通信社_fororder_2中国百科検定_fororder_132959111934859451北京観光_fororder_1
王秀阁