高速鉄道時代に走る鈍行列車

2022-12-30 15:35:19  CRI

 現在、中国国内を走る高速鉄道の総運行距離は4万キロを超えています。けれども、多くの地域では依然として鈍行列車が走り、役立っています。四川省涼山イ族自治州では、涼山の山懐とさまざまな町を結ぶ5633/5634列車が走っています。列車は四川省内の普雄駅発、攀枝花駅行きで、既に52年に渡って運行されており、走行距離は353キロ、途中26の駅に停車し、片道は約11時間もかかります。乗車券は全線でも最高26.5元(約505円)、最低はわずか2元(約38円)で、運賃は数十年変わっていません。(藍、坂下)


普雄駅発攀枝花駅行きの5633鈍行列車が喜徳駅に到着する様子

山間部に住む人々は「市場行き列車」と言って、この鈍行列車で市場に出かける

 地元の人々の牛や羊などの家畜もこの車両で無料で運ばれる

鈍行列車の旅を楽しむ地元の子どもたち

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