中国31省の2021年平均賃金、非私営職場で初の10万元超え

2022-12-28 12:26:48  CRI

 国家統計局がこのほど発表した「中国統計年鑑2022」は、2021年の中国31省(中央直轄市、民族自治区を含む)の都市部における企業や機関で働く人の平均賃金を明らかにしました。2021年には全国都市部の企業や機関で働く人の平均賃金が増加傾向を維持し、全国都市部の非私営職場(個人経営を除く職場)の従業員の平均年間給与は初めて10万元(約192万円)の大台を突破しました。

 「中国統計年鑑2022」が示したデータによれば、2021年の全国都市部非私営職場の従業員の平均年間給与は前年比9458元(約18万円)増、名目伸び率9.7%増で10万6837元(約205万円)に達し、初めて10万元(約192万円)の大台を突破しました。2012年の4万6769元と比べれば、2倍以上の増加です。全国の都市部の私営職場の従業員の平均年間給与は前年比5157元(約10万円)増、名目ベースで8.9%増の6万2884元(約121万円)でした。2012年の2万8752元と比べれば同様に2倍以上になりました。

 省別に見ると、都市部の非私営職場のうち、北京市と上海市の平均賃金はいずれも19万元(約365万円)を超えました。第3位はチベット自治区で、14万元(約269万円)を超えました。(雲、鈴木)

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