中国、国内外の人々の安全で健康的かつ秩序ある往来のためのより良い条件作りへ

2022-12-28 22:16:40  CRI

 外交部の汪文斌報道官は28日の定例記者会見で、「国内外の人々の安全で健康的かつ秩序ある往来のためのより良い条件作りに努め、対外交流と協力をより良く保障する」と、国際的な人の往来に対する中国の姿勢を示しました。

 汪報道官は、「中国は状況に応じて感染予防コントロール政策の最適化に取り組んでおり、法に基づいて新型コロナウイルス感染の分類を『乙類甲管』(エイズやウイルス性肝炎、ヒト感染高病原性鳥インフルエンザなどの乙類感染病に対してペストとコレラが該当する甲類感染病の管理措置を講じること)から『乙類乙管』とする調整は、ウイルス変異、感染状況、感染予防コントロール業務などを総合的に評価した上で行ったもので、予防コントロール業務の科学性、正確性、有効性を高めること、また、正常な生産と生活、医療衛生への需要をよりよく保障すること、そして、新型コロナウイルス感染による経済や社会への影響を最小限におさえることに役立つだろう」と強調しました。さらに、健康を守り、重症化を防ぐと同時に、経済と社会秩序の速やかな回復を推進し、新型コロナウイルス感染症との戦いで全面的な勝利を収めることへの自信を示しました。

 汪報道官はまた、「乙類乙管」の関連要件に基づき、国際的な人の往来に関する暫定措置が制定され、発表されたことについて、「国内外の人々の安全で健康的かつ秩序ある往来により良い条件が作られ、対外交流と協力がより良く保障され、世界の経済発展にさらなる利益をもたらすだろう」と述べました。

 さらに、今後の中国の取り組みについて、「感染予防コントロールを経済社会の発展と効率的、総合的に結び付けていく」とし、対外開放を揺るぎなく拡大し、各方面と連携して感染症対策における国際協力を強化し、全世界の産業チェーン・サプライチェーンの安全性と安定性を維持し、世界経済の成長回復を促進するという中国の立場を示しました。(朱、MI)

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