1～11月の中国都市部新規就業者数は1145万人

　人力資源社会保障部がこのほど発表したデータによりますと、1～11月、全国の都市部の新規就業者数は1145万人に達し、通年目標の1100万人を達成したということです。

　今年に入ってから、さまざまな要因による影響を受けて、中国の雇用情勢にはいくらかの変動が見られたものの、経済安定化のための一連の政策措置が運用され、各地政府が感染症対策と経済・社会発展を効率的かつ統一的に計画したことに伴い、雇用情勢は徐々に安定してきました。特に経営難に陥った一部の業界と中小・零細企業、個人事業主を対象とする、税金と諸費用の引き下げや納付猶予、返還、補助など一連の企業救済政策の全面的実施は、雇用の安定化を力強く促進しています。 

　これと同時に、新しい職業が次々と生まれ、より幅広い就業の場を提供しています。修正後の2022年版国家職業分類法令では158の新しい職業が増加し、97のデジタル関係の職業が初めて明記されており、新職業・新職種の登場により多くの就業チャンスが創出され、労働者に活躍の場が提供されています。（ZHL、野谷）