重症患者用ベッド数、全体としては十分だが一部地域では限界に接近=国家衛健委

2022-12-27 21:15:08  CRI

 国務院新型コロナウイルス感染対策共同予防抑制メカニズムは27日記者会見で、新型コロナウイルス感染「乙類乙管」措置について説明しました。

 国家衛生健康委員会(国家衛健委)医政司の焦雅輝司長は「ベッド数について、国内の2級以上の医療機関の総ベッド数は561万6000床だ。ベッド使用率はこのところ60%前後で推移している。全国の重症患者用ベッド総数は12月25日時点で18万1000床、つまり人口10万人当たり12.8床だ。うち3級医療機関の重症患者用医学ベッド数は13万3400床で、その中でも集中治療室(ICU)のベッドに転用できるベッドは10万4800床だ。2級以上の医療機関の重症患者用ベッドの使用率は平均50%前後で推移しており、全国の重症患者用ベッド資源は全体としては充足している」と説明しました。

 ただし重症患者治療のピークを迎えた地域では重症患者用ベッドの数がすでに限界に近づいており、重症患者用ベッド資源をさらに拡充するか、重症患者用ベッドの回転を速める必要があるとのことです。(TONG、鈴木)

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