片手が不自由な児童が一家の世話を

2022-12-27 12:09:28  CRI

 中国東部・江蘇省南通市のある家庭では、片手が不自由な悠悠さん(8歳)が新型コロナウイルスに感染した一家の世話を引き受けています。

 卵の赤砂糖煮を作る悠悠さん

 悠悠さんは片手で卵を割ったり、果物を切ったり、おかゆを作ったりして、一家の食事を準備します。療養中の母親は感動して撮った動画をSNSで配信し、多くの「いいね」を受けました。

 悠悠さんは生まれつき左手が不自由ですが、縄跳びやバドミントン、自転車に乗ることなどを身に付け、今年の夏休みは母親に料理を教わりました。得意料理は目玉焼きです。母親はけがをしたら大変だと心配しましたが、これから悠悠さんが人生の道を歩む中で1人で多くのつらい出来事を経験することになることを考え、息子に思う存分できる環境を作ったのです。(殷、野谷)

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