習主席 中央農村工作会議で農業強国建設の目標を示す

2022-12-25 14:37:05  CRI

 中央農村工作会議が23日と24日、北京で開催されました。習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席は会議で重要な演説を行い、「農村振興を全面的に推進し、農業強国の建設を加速することは、党中央が社会主義現代化強国を全面的に実現するために打ち出した戦略的計画である。強国になるにはまず農業の強化が必須である。強い農業がなければ、強い国はできない。農業が強くなければ、現代化強国は完成しない。農業と農村が現代化しなければ、社会主義現代化は全面的なものではない。われわれは、農村振興を中心とする『三農』の諸活動に力を入れ、農業と農村の現代化を力強く推し進め、農業強国の建設を加速するため努力奮闘しなければならない」と強調しました。

 習主席は、「農業強国は社会主義現代化強国の根幹である。人民のより良い生活へのニーズに応え、質の高い発展を実現し、国家安全保障の基盤を固めるためには、農業の発展が不可欠である」と指摘した上で、「食糧と重要農産物の安定的かつ安全な供給を保障することは、常に農業強国建設の最優先事項である。食糧生産能力をさらに500億キロ向上するための方案を早急に制定しなければならない」と強調しました。

 習主席は、「農村振興の全面的な推進は、新時代の農業強国を建設するための重要な任務であり、人材の投入、物的配置、財政的保障は、すべて農村振興にシフトしていくべきだ」と指摘したうえで、「われわれは、科学技術と改革の二輪駆動によって、農業強国の建設を加速する。農村の現代化は、農業強国を建設するための内在的な要求であり必要条件である。住みやすく、働きやすく、美しい農村を建設することは、農業強国の本来的な意義である」と強調しました。習主席はさらに、「党が指導する『三農』活動の原則を揺るぎなく堅持し、指導体制と作業メカニズムを改善し、農業強国の建設を加速するための強固な保証を提供しなければならない」と指摘しました。(張、MN)

ラジオ番組
KANKAN特集