世界初の3200トン級ジャッキアップ型風力発電施設設置作業船が出航

2022-12-21 10:53:53  CRI

 世界初の3200トン級ジャッキアップ型風力発電施設設置作業船「N966」が20日、中国東部に位置する江蘇省の海運埠頭で引き渡され、出航しました。同船は洋上風力発電所の建設を行うため、イギリスの北海に向かっています。

  △世界初の3200トン級ジャッキアップ型風力発電設備設置作業船「N966」

 この風力発電施設設置作業船は中国の企業がベルギーの船主から受注したものです。メインクレーンの吊り上げ荷重は3200トンを超え、これまでの同型船の最大の吊り上げ荷重となっています。吊り上げの高さは最大で325メートルに達し、最大水中作業深度は80メートルを超え、最大荷重は1万6000トンを超えます。 

 世界初の第4世代風力発電施設設置作業船として、「N966」は高い吊り上げ能力、良好な操縦性、大きな空間容量、エネルギー消費量の抑制および低排出量などの特長があり、風力発電ユニット設置のほか、石油・天然ガス関連業界にも利用できるということです。(ZHL、野谷)


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