習主席 ドイツのシュタインマイヤー大統領と電話会談

2022-12-21 11:44:01  CRI

 習近平国家主席は20日夜、ドイツ側の要望に応じてシュタインマイヤー大統領と電話会談を行いました。 

 習主席は「今年は中独国交樹立50周年にあたり、中独関係において重要な意義を持つ1年である。数代の指導者の共同の努力の下、中独関係は全体的に前向きの方向性を維持し、両国は全方位的な戦略パートナーとなった。中独関係の発展には深い民意の基盤、広範な共通利益、豊富な成功経験がある。双方が相互尊重、互恵ウィンウィンを堅持すれば、中独関係は必ず正しく、安定して、遠くまで進むことができる。中国側はドイツ側と共に努力し、中独関係を絶えず新たな段階に引き上げ、中独関係のこれからの成功した50年を切り開いていきたい」と述べました。 

 今後の中独関係の発展について習主席は、正しい基本的な認識と実務的かつオープンな中独協力を堅持し、中欧関係の健全で安定した発展をリードしていくべきだと指摘しました。 

 習主席はまた、「ポストコロナ時代における脆弱(ぜいじゃく)な経済回復、気候変動、食糧危機、エネルギー危機など世界的な課題への対応において、より広範で深い協力を展開していきたい」と強調しました。 

 シュタインマイヤー大統領は「国交樹立から50年来、ドイツと中国の関係は日増しに緊密になり、その内包と外延はより豊富かつ広範になり、協力の成果は実り豊かで、両国民に恩恵をもたらしてきた。ドイツ側は一つの中国の政策を断固として実施している」と述べた上で、「ドイツ側は中国側と過去を真剣に回顧・総括し、未来を計画・展望し、相互尊重、開放・包容の精神に基づき、独中関係のさらなる発展を絶えず推進していきたい。未来の独中関係の明るい見通しに自信を持っている」と表明しました。 

 両首脳はウクライナ危機についても意見交換を行いました。(ZHL、野谷)

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